The life that fitted me

自分に調和した生活から、自分自身と調和することにテーマが変化してきています。

意図的にチャージ+レビュー➖プラド美術館展

f:id:g_ta:20180304220046j:image

 プラド美術館展に行ってきました。花のブリューゲルの花の絵が目的です。2年前のプラド美術館展(三菱1号館美術館・小さなサイズの作品を集めたもの)で良い時間が過ごせたのも理由の1つです。今回は大きな作品が多く迫力がありました。今回も良い時間が過ごせました。
 “芸術は贅沢品ではなく、必需品です(サイモン・ラトル)”の言葉に、最近深く同意してしまう自分がいます。必要な視点が得られる気がします。
 映画“アムール”で、病気で変化していく老夫人が出てきます。大女優をそのように映す必要があるのか的な質問に、ミヒャエル・ハケネ監督は「彼女は、古い絵画のように美しいですよ?」と答えていました(ちょっとうろ覚えです)。なんてぴったりな表現なんだろうと思いました。
 今回の展覧会で理由が1つ解ったような気がしました。肖像画と宗教画のブースで、表面的な容姿が綺麗とは言えない人が、結構描かれています。それでも、美しいと思うし惹かれます。画家が絵に込めたその人の内面や積み重ねてきたものに美しさを感じ、惹かれるのではないかと思いました。絵を通して画家の視点かもしれないものを感じたり考えたりする。その視点が、自分の中にも育っているのを感じます。
 表面が美しいか美しくないか、痩せているのかそうでないのか、持っているのかもっていないのか、若いのか若くないのか、それらによって価値が安易に付与されているとちょっと疑問に思える視点。付与された価値が一面的なものだと思える視点。それらの価値感では(少なくとも自分は)幸せになれないだろうなという視点。これは厳しいけど幸せな視点だと思っています。
 花のブリューゲルの絵も満喫しました。トピックのディエゴ・ベラスケスが惹かれる画家に加わり、嬉しいです。ルーベンスとヴァン・ダイクの絵は何故か目に止まります。好きなんだろうな。贅沢な展覧会でした(^^)。3度観してしまいました(3回目は好きな絵だけです)。
 今年はルーブル美術館展(テーマは肖像)とルーベンス展にも行きたいです。ルーブル美術館展の早割チケット1000円が今月9日まで買えるとのこと、買っちゃいました!ありがたいです。
 ブリューゲル展での花のブリューゲルの花の絵が見れなかったショック(かなり自分勝手なショックです。展覧会自体は観て良かったです)が、プラド美術館展での素敵な時間につながりました。“(その物事が)良いか悪いかはわからないよ”最近ブームの言葉です。この視点も身に付けたいです。
 読んで頂きありがとうございました。